実践!本気で学ぶ至高のジャズ・アレンジ法
著 者:彦坂恭人 |
内容
コードや理論は一通り学んだけれど、どうやって実際の演奏やアレンジに活かしたらいいのかわからない…。そんな方を対象にしたジャズ・アレンジ本。ジャズの特徴的なリズムであるスウィングやメロディ・フェイク、テンションや様々なヴォイシングによるコードの鳴らし方、モードを使ったアレンジや、リハモ、ビッグバンドのアレンジ方法を紹介。ジャズのサウンドがどのように作られているのかがよくわかる!
掲載譜例の音源(一部)
動画① P.20 譜例13/P.25 譜例4
(動画②以降は、動画右上の再生リストボタン〈3本線+三角形〉からご視聴ください)
動画② P.49 譜例1/P.51 譜例3
動画③ P.67 譜例2/P.71 譜例4
動画④ P.92 譜例5、譜例6
動画⑤ P.112 譜例12/P.115 譜例16
目次
●序章 ジャズの起源
① ニューオリンズ(1895年頃~)
② スイング(1920年頃~)
③ ビバップ(1940年頃~)
④ ハード・バップ(1950年頃~)
⑤ クール/モード(1955年頃~)
⑥ フリー(1960年頃〜)
●第1章 コード・トーンによるハーモナイズ
Section 1-1 ジャズ・アレンジに触れよう
ジャズ・アレンジを体験しよう!
2つの音楽理論
リズムとスタイルの基礎
コード・トーンと基礎的なテンション・ノートによるハーモナイズ
Section 1-2 テンションを積極的に活用しよう!
ベーシックなテンション使用法
調性から少し外れた音の魅力を理解する
Section 1-3 セカンダリー・ドミナントについて
トニック以外のコードへ向かう7thコード
トライトーン・サブスティチューション
Section 1-4 カンタンなピアノ・アレンジから始める
リズムの重要性
コードの要を見極めれば、あとは配置のみ
様々なリズムを取り入れる
●第2章 ヴォイシングの基本を身に付ける
Section 2-1 様々なヴォイシング
4Wayクローズド・ヴォイシング
4Wayオープン・ヴォイシング
Section 2-2 ヴォイシングを小編成へ応用する
ダブル・リード・ヴォイシング
ヴォイシングについてもっと考えてみよう
●第3章 特殊な編曲技法
Section 3-1 モーダル・ヴォイシング
トニックの認識をする
4thインターバル・ビルド
5thインターバル・ビルド
Section 3-2 ライン・ライティング(ブラス・セクションを使って)
6wayによる実施
対位法的な書き方
●第4章 コード・プログレッションやフレーズを探る
Section 4-1 調性について
ヴァーティカル(縦)とホリゾンタル(横)
コード進行において、トニックを感じるには?
コードの調性を見つける
均等分割の概念を加える
フレーズによる調性感のコントロール
Section 4-2 アドリブやパート・ライティングのアイデア
典型的なコード進行の上に、異なる中心を持ったメロディを乗せる
「コード」の方を変えてみる(リハーモナイズの発想)
Section 4-3 リハーモナイズ・発展的な楽曲について
テトラ・トニック(四音)、ペンタ・トニック(五音)、ヘキサ・トニック(六音)
リディアン・トニックとコードへの変換
●第5章 中編成以上のアレンジ
Section 5-1 ビッグ・バンド・アレンジの仕方
コンサート・ライティング(ビッグ・バンド)概要
ビック・バンド・アレンジを実践!
セクションの割り振り(コンビネーション)について
管楽器の様々な奏法
リズム・セクションについて
ジャズ・アレンジの参考資料/オススメの文献
実践トレーニング
実践トレーニング 解答例