挫折しないヴァイオリンの弾き方
著 者:石井有子 |
内容
ヴァイオリンを初めて弾く人のために、「挫折しない」をコンセプトにした教則本。
チューニングから楽器の構え方、音の出し方・奏法を丁寧に解説し、初心者が疑問に思いやすいところをイラストQ&A形式で掲載。
また、YouTubeとも一部連携しており、弓でヴァイオリンを弾く際の動作や、左手の押さえ方、練習譜例や様々な奏法等を確認できる。
YouTube動画
目次
■第1章 演奏する前に
Lesson 1-1 チューニングをしてみよう
チューニングとは?
各線の音
チューニングの手順
Lesson 1-2 楽器を構えてみよう(左手)
楽器を構える前に…
楽器を構えてみよう
ピチカートで音を出してみよう
Lesson 1-3 弓を構えてみよう(右手)
まずは鉛筆で「指の形」を覚えよう
弓を構えてみよう
右手の動きを体感してみよう
松脂を付けてみよう
■第2章 音を出してみよう!
Lesson 2-1 音を出してみよう
開放弦の音を鳴らそう
裏板と弦を結ぶ線と弓のベスト角度は90度(直角)
弓はバランス!
Lesson 2-2 弦を押さえてみよう
正しい音程とは?
平均律と音程の目安
左手の指番号とポジション
1stポジションで1の指を押さえてみよう
1と3の指を押さえてみよう
2の指も使ってみよう
4の指も使ってみよう
Lesson 2-3 曲を弾いてみよう
■第3章 音色に拘ってみよう!
Lesson 3-1 弓が音色を作る
弓の毛の量
駒からの距離
音色を作る弓の使い方
sul tasto とsul ponticello
Lesson 3-2 音が出る仕組み
音が作られるところは、どこ?
振動がどうなると、音として聞こえる?
魂柱とバスバー
Lesson 3-3 ヘルムホルツ波を起こして音を作ろう
ヘルムホルツが解析した、弦の縦方向の振動
縦方向の振動を起こす弓の使い方
弓の動く軌道は、まさに弓なり
弓先の発音は大切で大変!
滑らかさは発音の早さが鍵
Lesson 3-4 高い楽器と安い楽器のお話
どこで買えば良い?
どんな楽器を買えば良い?
どのくらいの値段のものを買えば良い?
値段の高い楽器と安い楽器、何が違うの?
■第4章 演奏技術を磨こう!
Lesson 4-1 ポジション移動して使える音域を広げよう
ポジション移動は腕から動かしてみよう
親指の動きを意識してみよう
Lesson 4-2 ビブラートで表現の幅を広げよう
ビブラートで表現の幅を広げる
ビブラートはどんな奏法?
ビブラートの動き
曲の中でビブラートはどう使う?
手首のビブラート・腕のビブラート、どちらが良い?
Lesson 4-3 色々な奏法
いろいろなボーイング
移弦するときのポイント
重音を鳴らそう
指で弾くピチカート
フラジオレット(ハーモニクス)
装飾音で音を飾ろう!
Lesson 4-4 挫折しないためには?
筆者の体験談 「なぜ挫折しなかったのか」
一口だけ!の法則
まぁいっか!の法則
できるところを磨いていこう!の法則
仲間と出逢おう!の法則
■第5章 曲にチャレンジしよう!
ドラえもんのうた
やさしさに包まれたなら
ラヴェンダーの咲く庭で
ハンガリー舞曲 第5番
【巻末付録】ヴァイオリンの基本ポジション